鍋の材質は厚くてじょうぶなステンレスや

2010年1月18日

アルミニウムなどが多い。蓋(ふた)がゴム製のパッキングなどで密閉できる構造になっており、圧力がかかりすぎると破裂などの危険があるため、安全弁の装置がついている。

圧力の調節は、細い蒸気孔の上にのせてある一定重量のおもりで行い、規定の圧力以上になると、自動的におもりが持ち上がって余分な蒸気が逃げるようになっている。

「消費生活用製品安全法」により、現在家庭用は内圧が1.5キログラム/平方センチメートルまでに規制されている。

調理温度は110~126℃程度の範囲で、種類によって圧力のかかり方が異なるため、どのくらいの温度で調理できる鍋かを確認しておかないと、調理のできあがりに過不足が生じてくる。

鍋料理は食卓に鍋と熱源を備え

2009年12月24日

料理しながら食べる料理。

鍋は料理材料に汁を加えて加熱するための料理用具であるが、ごく古くは天然に存在する貝類を鍋として用いていた。

その系統としていまでも貝焼(かやき)の名で残っている秋田のしょっつる鍋は、大きなホタテガイを鍋として用いるし、島根の鴨(かも)の貝焼は大きいアワビの貝殻を使う。

同様にサザエの壺(つぼ)焼き、殻つき焼きハマグリの類も貝焼に属する。

近世になり鍋も土製のもの、金属製など種々あるが、明治以前は、鍋で煮たものを器に移さず直接鍋から取り出して食べることは、上流社会の間では行われず、庶民の間だけの食べ方だった。

しかし現在は、食卓で鍋を囲み好みのものを取り出して食べられるのと、人数の増減も自由なので、家庭料理でも営業料理としても大いに用いられている。

鍋料理をまず味つけの点から大別すると、濃いめの吸い物の汁で煮ながら食べる寄せ鍋があり、明治時代から東京の名物料理になっている。

関西ではこれに匹敵するのが魚(うお)すきで、新鮮な魚貝類を水煮してポンスなどで味つけして食べる。

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